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紋紙とは

ボタンを押すだけで帯を織る自動織機の品が多くなった現在でも、紋紙を使用し1本1本緯糸を織り込んでいく作業をし、帯を織り上げていく仕事をする職人さんによって織られた逸品です。その柄は絵に描いたように精緻なもので、とても織りで表現されているようには見えません。

泰生織物 引箔袋帯

 

その柄を造り出していく基となるのが紋紙です。
紋紙とは、明治初期に導入されたジャカード織機で図柄を織るために用いられる型紙のこと。
ダンボールのような厚紙に穴があいています。この穴は織機がどの糸を通すかを示していてその紋様のデータを紋紙から読み取り、織機の動きを制御するものです。紋紙の操作で経糸が上下に動き、そこに緯糸を通して紋様を織り出します。
簡単な図柄でも数百枚は必要です。現在は主にUSBやフロッピーにデータを変換して織っています。

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大正11年創業。立川で3代続く着物(きもの)の老舗「ほっとすぺーす中屋」

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